貸金業者が減少

これはいい流れなのではないかと思います。
貸金業者がピーク時の5分の1になったそうです。


貸金業者　ピークの5分の1に　法改正で廃業増
MSN産経ニュースより

数年前から力を伸ばしてきていた消費者金融、大手のチワワを取り入れたCMなどで、だいぶ身近なものに感じられてきていました。
ただ、身近に感じるCMとは裏腹に、高金利の為に返済が出来なくなるというケースも多かったようです。

そんな中、１８年末に成立した改正貸金業法で、今後２年間をめどに上限金利の引き下げや融資総量規制導入が決まったことによって、収入が減り、廃業に追い込まれた業者が多いようです。

私は、あんまり簡単にお金が借りれる世の中なのもどうかと思いますので、これでいいのではないかと思います。

実際問題、銀行で時間外に手数料をかけて引き出すぐらいでしたら、ちょこっと借りてすぐ返すなんていうこと位なら正直あってもいいとは思いますが。
なぜなら、この場合は手数料より利息のほうが低いから使用しているわけであって、銀行口座に確実に返済できるお金が入っているわけですからです。
まぁ、最近は銀行も手数料無料で引き出せたりしますので、これもあまり意味がない様な気もしますけどね。
クレジットカードの一括払いなんていうのも、ポイントがたまるからやっているわけであって（まぁ、現金を持ち歩きたくないとか他にも理由はあるでしょうが）、今手元にお金が用意できないからクレジット払いというわけではないですからね。

後は、グレーゾーン金利撤廃、これは賛成ですよ。
でも、今の大手の主流が18%ですから、これでも十分高いとは思いますが…。


ただ、これで、金融機関の審査が厳しくなることで、借りたいのに借りれない人が、もっと金利の高い闇金融に手を出さざるを得なくなるというのは問題ですよね。
っていうか、お金がないのに借りたいという状態が問題なんだと思いますが…。

事業など、将来への投資でしたら納得しますが、今の生活費がないからお金を借りるという発想で、安易にお金は借りてはいけませんよ。生活費で使ったお金は絶対に増えませんから…。