個室ビデオ店

先日、大阪の個室ビデオ店が放火され、たくさんの方が亡くなるという事件が起きました…。

もちろん放火はいけないですし、逮捕された容疑者の方の身勝手な理由にはあきれるばかりですが、それ以上に気になったのが、個室ビデオ店が宿泊施設と化していることでした。

行ったことがないのでよく分からないのですが、個室ビデオ店はネットカフェのようなしきりではなくちゃんとした個室になっているみたいですね。
また、料金的にもネットカフェと同じかさもすれば安いくらいの値段で利用できるとなれば、個室のほうが安心して休めますからね。


とは言ってもここはもちろんビデオを見るための部屋であって、ホテルではありませんので、そもそも宿泊を前提に法律で守られていないわけですよね。
そのため、法律上は違法でない状態になっていても、宿泊施設に必要な設備は整っていないということが発生してしまうわけです。

もちろん、宿泊施設でないであるがゆえにこれだけ低料金で利用ができるんでしょうが…。




「ネットカフェ難民」という言葉ができた頃にはマスコミでもよくとりあげられていましたが、今でももちろん住居を持たずに生活されている方はいらっしゃるわけで、そういう方がホテル代わりに利用するというニーズがある以上は、形をかえつつもこういう施設は出てきますよね。

やっぱり、フルタイムで仕事をすれば日常生活が不自由なく送れる位の収入が得られる世の中にしないといけないと思います…。


全然関係ないですが、完全個室ならネットカフェよりも個室ビデオ店に泊まった方がいいじゃんと思ったのですが、こういうところって女性の入店はお断りのところもあるみたいですね(笑)
今回亡くなられた方も男性の方ばかりだったみたいですし。

まぁ、今のところネットカフェで泊まったこともないですのでよく分かりませんが。