出産手当金増額

来年以降に出産される方に朗報です。
出産時に健康保険等からもらえる出産手当金の額が増額されます。
現在35万円ですが、38万円になります。

参考
出産一時金、３万円上乗せ３８万円に　厚労省方針
朝日新聞社のニュースより

最近は少子化対策の一環で、子育てに関する手当てがどんどん改善されています。
今から子育てをする私のような世代には本当に助かるのですが、今回の増額はどうやらあまりメリットがないようです。




今回増額されたのは、「産科医療補償制度」が来年の1月1日からスタートするからだそうです。
この「産科医療保障制度」とは…（以下ニュース記事転載です）

（ここから）
同制度では、医療機関が民間保険に加入し、出産１回ごとに保険料３万円を負担すれば、出産時の事故で重い脳性まひになった子に計３千万円の補償金が支払わ れる仕組み。医療機関は保険料分を出産費用に上乗せして妊婦に請求するとみられるため、公的医療保険で相当額を手当てする。
（ここまで）

というわけで、出産時にかかる費用が3万円増額されるんですね。
その分を手当金として負担してもらえるというわけで、可もなく不可もない改正といった感じです。
（まぁもちろん、脳性まひになった場合には保証金がもらえるわけですが…）


出産手当金の増額が行われるのは、来年（平成21年）1月1日以降だそうです。