隠れた増税

MSNのマネーコラムを読んでいたら気になるものがありました。

参考コラム
隠れた増税


今年に入ってから結構騒がれているのが「後期高齢者医療制度」ではないでしょうか？
一昔前までは、年金をきちんともらえるようになったらこれで安心という方も多かったでしょうが、いつの間にやら介護保険の保険料が引かれるようになり、今度は医療の保険料まで年金から天引きと…。
仕事をリタイアしてから勝手に手取りを減らされても困りますよね、ほんと。

これだけでも十分に問題なのですが、今回の「隠れた増税」と言われているところは、更にあくどい気がします。


介護保険料や今年始まった後期高齢者医療制度の特徴は、「年金から天引き」なことです。

以前からある国民年金や国民健康保険などは、世帯主がまとめて支払うことが可能でした。
というか、世帯単位で支払っているかどうかをみていたので、この保険料などは、世帯主が支払ったということにして、全額所得税の確定申告時に控除することができたのです。

これが各自の年金から天引きということになると、あくまでもこの保険料を支払ったのは年金を受け取っている本人になります。
つまり、その世帯で所得が多い人の税金の控除には使えないのです！！

なんか、こういう細かいところをちょこちょこ改正して、目立たなく税金を取ろうとしているのが嫌ですねぇ…。
そんなこと考えていないと言われても、信用なりません(笑)